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橋が教えてくれたもの―土木技術者であり続けるための備忘録
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田中 志津夫(写真・文) 杉本 幸隆(写真) 判型:B5判横長 並製本 頁数:52 ISBN:978‐4‐87739‐311‐3 発刊日:2018-4-15 定価:1,728円(消費税8%込)
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●なぜ、そこに橋があるのか?
毎年、夏から冬にかけて湖底に沈むことから幻の橋と呼ばれる北海道のタウシュベツ橋梁をはじめ、東北から九州まで18の橋にまつわるフォトエッセイ。
橋梁等の構造物がなぜそこにあるのか、社会的にも、住民にとっても、どういう意味を持つものなのか、土木技術者の視点から考察。歴史的背景や遺構となった構造物、数十年も現役として活躍を続ける橋梁等を通して考えることの大切さを訴える。
【もくじ】
はじめに
ひがし大雪・糠平の湖底に沈む幻の橋 タウシュベツ川橋梁
津軽海峡防衛のための要塞へ向かう 汐首陸橋
阿蘇の白糸台地を潤わす石積み水路橋 通潤橋
生活に密着した四万十川流域の文化遺産 口屋内沈下橋
林業で栄えた四国の森林軌道遺構 下津井めがね橋
臼杵の静寂な山中にひっそりと佇む 高須音波橋
一世紀にわたり日本海の風雪に耐えた近代土木遺産 餘部橋梁
橋のある風景づくり「くまもとアートポリス」 鮎の瀬大橋
東日本大震災からわずか5日目には運転を再開した 三陸鉄道
津軽海峡を越え北に向かう 〜友への手紙〜
おわりに
【著者プロフィール】
1949年 長野県に生まれる。
1972年 信州大学土木工学科卒業
日本交通技術株式会社入社
2009年 北武コンサルタント株式会社入社
2018年 現在、同社東京事務所勤務
両社では主に新幹線等の鉄道構造物設計に従事
主な業績としては東北新幹線第三馬淵川橋梁、山陰本線餘部橋梁の設計がある
趣味で石橋や沈下橋をはじめ土木構造物の写真を撮っている
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